やった~やった~\(^o^)/
20の国と地域の選手が参加した「2025佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」は3日、5日間の日程を終えて閉幕した。国内外から多くの人が訪れ、期間中の来場者は累計で83万8千人となった。第38回パシフィック・カップ71機(国内50機・海外21機)・第41回熱気球日本選手権 30機・フェスタ部門28機(国内24機・海外4機)・バルーンファンタジア17機(国内15機・海外2機)その他、オフィシャルバルーン10機(国内のみ)合計126機が参加。

いや~数十機のバルーンが一斉に飛び立つ様は何回みても感動しますね~。第41回熱気球日本選手権 30機・フェスタ部門28機の部バルーンが小さく見えなくなるころ、何と言うことでしょう( ゚Д゚)、皆さんの目線の先には・・・メイン競技「パシフィック・カップ」71機が会場外からの離陸で会場内に向かう気球が見えてきたではありませんか( ゚Д゚)。
パシフック・カップは河川敷外での離陸し、会場内に設けられたターゲットに向かってフライトをしてきます。


三角形の頂点(黒丸)に一番近くマーカーを落とした選手が一番、正式な計測員が測定する。

風を読んで上下を繰り返しターゲット目指し降下してくる。


バルーン蘊蓄・なぜ競技は早朝と夕方か?、バルーンにとって風はなくてはならない動力、時として非常に脅威にもなります。太陽が昇り始めて地面が温まると風が出やすく、またサーマル(上昇気流)に巻き込まれるとコントロール不能になり危険。そのためフライトは一般的に、日の出から3時間くらいの風が穏やかな早朝と、日没前2時間くらいの夕方に行われます。



バルーン蘊蓄・どうして舵もないのに正確にコントロールできるのか?、熱気球は「風まかせ」、風の流れる方向に風の速さで飛行するだけで、自由に方向を変えることは出来ません。バーナーで球皮内の空気の温度を変え、上昇・降下のコントロールだけ行い、地上にいると気付かないが、上空にはいろいろな風が吹いています。風の向き・速さが「高度」「場所」「地形」「時間」によって「大きく」または「微妙に」違います。この風の違いを使い分け、熱気球を上下させて行きたい方向の風をさがし、あるいはいろいろな方向の風を組み合わせて目的地をめざします。ただし、風は目に見えませんから、単純に「使い分ける」と言っても決して簡単なことではない、バーナーを焚けば上昇、焚かないでいると中の空気が冷めて降下する。リップラインを引いて天頂部の排気弁を開けると熱気が抜けて急降下。水平に飛ぶことは熱気球操縦の基本。飛行高度を一定に出来ないと、乗せていたい風の層をはずれてしまいます。しかし熱気球は大きいためバーナーを焚いてもすぐには反応しないので、そのタイムラグを見越してバーナーを焚き高度をコントロールします。行きたい方向の風の高度にぴたりと合わせるのは、かなり高度な技。(だからこそ「競技」にもなるのです)

ギリギリまで降下してマーカーを置き観客の「やった~やった~」の掛け声と一緒に\(^o^)/する選手や、ぶれていますね~近くに降りられない選手は遠くからターゲットを目指しマーカーを思いっきり降りまし投げる選手も。ターゲットの中に入ると得点になるが、中には再トライする選手もいるが時間が決まっている、時間を過ぎればターゲットに入っても得点にはならない。





観客の頭上すれすれに降りてくる気球も、「いや~気球ていいもんですね~」”と”淀川長春さんも生前叫んでいたとかは不明だが、何回みても感動します。この日は午前の部だけで午後の競技は中止、大会3日目、明日の競技が行われるかは未定だが、十分堪能したので帰還するか迷ったが、ここ何年もまともな車中泊していない夢爺さん、もう一泊車中泊楽しむことにした夢見る爺さんにポチッとお願いします。
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